「昔、ピアノを習っていたけど、練習が嫌でやめてしまった…」
「楽しそうに歌っているけど、ちょっと音が外れているかも…これって音痴なのかな?」
お子さんの将来を想うからこそ、音楽との関わり方について、こんな風に悩んだことはありませんか?
特に、ご自身が過去に楽器の練習でつまずいたり、音楽の授業が苦手だったりした経験があると、「わが子には、音楽で豊かな人生を送ってほしい」と願う気持ちと、「でも、自分と同じように苦労させてしまったらどうしよう」という不安との間で、心が揺れ動いてしまうのではないでしょうか。
ただ純粋に音楽を楽しんでほしいだけなのに、無理やり音楽教室に通わせるのは気が引ける。かといって、自分は音楽に詳しくないし、家で何をしてあげたら良いか分からない…。
でも、もう大丈夫です。
もし、お家で「勉強」や「練習」としてではなく、親子で夢中になって「遊んでいる」うちに、自然と音楽を聴き分ける”耳”が育っていくとしたら、試してみたいと思いませんか?
実は、ピアノの前に座る必要も、難しい楽譜の知識もいらない。
ソファに座りながら、絵本を読むように音楽に触れられる。そんな嬉しい方法があるんです。
この記事では、かつて音楽に挫折してしまった親御さんだからこそ、お子さんにプレゼントできる「新しい音楽との出会い方」をご紹介します。読み終える頃には、「才能なんて関係なかったんだ!」と、きっと心が軽くなっているはずです。
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Ratatone®も、小学生のお子様へのプレゼント、小学校入学前(3歳から5歳)のプレゼント用に購入されています。
お子様の興味の幅を拡げたい、楽しく音楽に触れてほしいという方に最適です!
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楽器に触れる前に音や音楽に触れる。
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「どうして練習しないの?」母の言葉が、今も胸に刺さっている
これは、私自身の少し苦い思い出です。
小学生の頃、私もピアノを習っていました。最初は、指一本で知っているメロディが弾けるのが楽しくて、毎日ピアノの前に座っていたのを覚えています。
しかし、練習が進むにつれて、だんだんと壁にぶつかりました。両手で違う動きをすることの難しさ、楽譜に並んだ黒いオタマジャクシの暗号、そして何より、「毎日練習する」という宿題のプレッシャー。
あんなに楽しかったピアノが、いつしか「やらなければいけないこと」に変わってしまいました。友達が外で遊んでいる声を聞きながら、一人ピアノの前でため息をつく毎日。当然、練習にも身が入らず、レッスンでは先生に何度も同じ注意を受ける…。
そんなある日、ついに母から言われました。
「どうしてちゃんと練習しないの?(月謝だって安くないのよ)」
その言葉が、私の心に深く突き刺さったのです。
「楽しくないものを、どうして頑張らなきゃいけないの?」
結局、私はピアノをやめました。
今、親になって思うのです。もし、あの時、練習がもっと「遊び」のようだったら。もし、楽譜がもっと「絵本」のようだったら。習い事を続けられていたかもしれない、と。
だからこそ、自分の子どもには、私と同じ思いをさせたくない。音楽を「楽しい!」と感じる心だけは、絶対に守ってあげたい。そう強く願っているのです。
“音感”の正体は、「聴く力」。そして、それは「遊び」で育つ
「うちの子、音感ないかも…」と感じる時、私たちは何を基準にそう判断しているのでしょうか?多くの場合、それは「歌の音程が少しずれている」「リズムに合わせて体を動かすのが苦手そう」といった、目に見える姿からかもしれません。
それは、音楽の才能がない、ということでは決してありません。
音楽の能力の根幹にあるのは、一般的に「音感」と呼ばれるものですが、その正体は、突き詰めれば「音を正確に捉える力」、すなわち「聴く力」です。
そして、この「聴く力」は、生まれつきの才能ではなく、適切な経験を通して、後からいくらでも育てることができます。ちょうど、言葉を覚えるのと同じです。私たちは、赤ちゃんの頃から家族の会話をたくさんシャワーのように浴びることで、自然と日本語を聴き取り、話せるようになりますよね。
音楽でも同じことが言えます。たくさんの「音楽」に楽しく触れる経験こそが、子どもの「聴く力」を育むとても良い土壌になるのです。
では、なぜ従来の音楽レッスンでは、私のように「聴く力」が育つ前に挫折してしまう子がいるのでしょうか?
それは、「楽器を弾く」という行為が、子どもにとってはあまりにも複雑すぎるからです。
指を正しい形に保ち、正しい鍵盤を、正しい指で、正しい力加減で、正しいタイミングで押す。この多すぎる「やること」に意識が向いてしまい、肝心の「今どんな音が鳴っているか」を”聴く”ことにまで、意識が向きにくくなってしまうのです。
前回のブログでご紹介した「ソルフェージュ」という訓練の中にも「音を聴く」ことに特化した「聴音」というものがあります。音楽教育上では、「音を聴いて楽譜に書き起こす」ための訓練ではありますが、本質的には「音を聴き取る」力を養うための訓練です。
「音を聴く」ことは、「ソルフェージュ」という訓練方法の中に取り上げられるほど重要な能力なのです。
【あわせて読みたい!】ソルフェージュってなあに?
▼Ratatone®公式サイト▼
音楽能力の土台作り「ソルフェージュ」- 子どもだけでなく大人にも知ってほしい「本当の音感」
だからこそ、私たちは考えました。
「弾く」という難しいハードルを取り払って、「聴く」ことだけに集中できるようにすれば、子どもはもっと自然に、もっと楽しく「聴く力」を伸ばせるのではないか?
その発想から生まれたのが、知育楽器「Ratatone®(ラタトーン)」です。
なぜ「ラタトーンで遊ぶだけ」で、音楽の耳が育つのか?
ラタトーンは、一見すると不思議なおもちゃです。
小さなデバイス(本体)で、カラフルな専用楽譜に描かれた音符やイラストをタッチすると、綺麗な音が生まれます。
子どもにとっては、自分の手の中のデバイスで紙面をタッチすると音が鳴る、新しい絵本のような感覚です。しかし、このシンプルな「タッチして、聴く」という遊びの中にこそ、子どもの「聴く力」を最大限に引き出す秘密が隠されています。
音楽が「見える」から、自分のペースで音を聴ける、学べる
音は目に見えず、すぐに消えてしまいます。これが、子どもにとって音を理解するのが難しい最大の理由です。
でも、ラタトーンなら「この"ド"と書かれた絵をタッチすれば、さっきの“ド”の音がもう一度聴ける」というように、音楽が楽譜の上で「見える」存在になります。
子どもは、自分の「聴きたい!」という好奇心に従って、同じ音を何度も繰り返し聴いたり、違う音と聴き比べたりすることができます。この「自分の意思で音をコントロールし、納得いくまで確認できる」という体験が、音を正確に聴き分ける力を、誰にも強制されることなく、自然に育ててくれるのです。
「弾く」難しさがないから、「聴く」ことに100%集中できる
前述の通り、一般的な楽器は、正しい音を出すまでに大変な練習が必要です。しかし、ラタトーンは、タッチするだけで、誰でも正しい音を奏でられます。
これにより、子どもは「どうやって弾くか」に一切悩む必要がありません。自分の手から生まれた音そのものに全神経を集中させ、「このメロディは、こんな風に音が上がっていくんだ」「この和音は、なんだかワクワクする響きがするな」といった、音の面白さや美しさを発見することに夢中になれるのです。
これは、従来の音楽教育では得られなかった、全く新しい体験です。
【あわせて読みたい!】 ▼Ratatone®公式サイト▼
音感トレーニングの効果を引き出すには継続がカギ。ラタトーンなら子どもが楽しく続けられる仕掛けがいっぱい!
親子で、友達と。「合わせる」楽しさが、本物の音楽体験になる
ラタトーンがもう一つ素晴らしいのは、とても簡単に合奏(アンサンブル)ができること。
例えば、お母さんやお父さんがメロディの楽譜を、お子さんが伴奏の楽譜を、それぞれラタトーンでタッチしてみる。最初はバラバラでも、何度か繰り返すうちに、相手の音をよく聴いて、自分の音を重ねるタイミングを自然と掴んでいきます。
そして、二人の音がぴったり重なって、美しいハーモニーが生まれた瞬間…!
「できた!」「きれいだね!」と、顔を見合わせて笑い合う。
この「誰かと音を合わせる喜び」こそ、音楽がもたらしてくれる最高の感動体験です。一人で黙々と練習するのではなく、コミュニケーションの中で音楽を楽しむ経験は、子どもの中に「音楽って楽しい!」という原体験を、深く、温かく刻み込みます。
「才能」は、プレゼントできる
もし、私があの小学生の頃にラタトーンと出会っていたら。
母に「練習しなさい」と言われる代わりに、「一緒にこの曲、合奏してみない?」と誘われていたら。
きっと、私の音楽との物語は、全く違うものになっていたでしょう。
音楽の「才能」は、決して生まれつきのものではありません。
どれだけ音楽の楽しい瞬間に触れたか、その「楽しい!」の記憶の積み重ねこそが、子どもの中に眠る可能性を呼び覚ますのです。
「練習しなさい!」と叱る必要も、親であるあなたが音楽に詳しい必要も、もうありません。
必要なのは、子どもが安心して音楽と遊べる、温かい環境だけです。
かつて音楽に少しだけ苦い思い出がある、あなただからこそ、お子さんには「本当に楽しい音楽」との出会いをプレゼントしてあげられるはずです。
親子で一緒に笑いながら、音楽のある豊かな毎日を始めてみませんか?
ラタトーンは、お子様の「音楽が大好き!」という気持ちを育む、最高の贈り物になることをお約束します。
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