音楽は才能じゃない!コードで挫折した大人がJ-POP『どんなときも。』で学びなおし!相対音感を鍛える大人の耳コピ術|初心者・再挑戦者向け

音楽は才能じゃない!コードで挫折した大人がJ-POP『どんなときも。』で学びなおし!相対音感を鍛える大人の耳コピ術|初心者・再挑戦者向け

 

 

JPOP『どんなときも。』を弾き語るだけで、全ての音楽がグッと身近になる。音楽は”才能じゃない”という本質。大人になった今こそ音楽を学びなおしましょう!

 

 

子どもの音楽の上達方法を検索すればするほど、自分も音楽に興味が湧いてきたという親御さんは意外と多いのではないでしょうか?もしくは、憧れで楽器を買ってみたけれど、全然弾けないし、そもそも楽譜やコード譜を理解するのが大変で挫折してしまったという経験はありませんか?

 

 

 

 

少なくとも、私はどちらにも当てはまります。

 

いつも音楽に対する憧れはあるけれど、難しそうでとっつきにくさを感じていました。楽器を演奏するにも、「無数にあるコードを覚えなくちゃ」とか「このコードはどういう指使いなの?」とか、すごく大変な思い出しかありません。

 

 

音楽を挫折する原因は「学び方」にある

 

 

音楽って難しい。

 

実は、音楽で挫折する原因は、あなたの「才能」のせいではありませんでした。
多くの場合、それは音楽の「学び方」にあります。

 

 

 

 

音楽について、そんなに難しく考える必要はなかったんです。
というより、今まで誰もそんな風には教えてくれませんでした。

 

この記事では、私が音楽の難しさを払拭し、音楽に対する「アハ」体験をどのように感じたかについて、誰もが知る槇原敬之さんの名曲「どんなときも。」の弾き語り楽譜を使いながらお伝えしていきます。

 

この記事を読み終える頃、「コードは複雑だ」という呪縛から解放され、眠っていた楽器を手に、気軽に気楽に音楽を初めたくなるはずです。(この私がそうでしたから!)

では、いってみましょう。

 

 

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 耳コピが苦手?独学ならなおさら無理!と考えているあなた。それ、「音感」が解決できるかもしれません。

 

 

なぜ、私たちは音楽や楽器に挫折してしまうのでしょうか?

 

 

多くの人が楽器演奏で最初にぶつかる巨大な壁、それは「コード」です。C、G、Am、Fなど、次々と現れるアルファベットの羅列に、頭が混乱してしまった人も多いと思います。

 

 

 

 

さらに厄介なのが、自分の歌いやすい高さに合わせて「キー」を変えると、全てのコード名が変わってしまうことです。

 

「Cのキーでは『C→G→Am→F』だったのに、
Gのキーになったら『G→D→Em→C』になる…どうして!?」

 

同じ曲のはずなのに、全く別のものに見えてしまう。この複雑さが、「自分には音楽の才能がないんだ」という誤った思い込みを、私たちに深く刻みつけてしまいました。

 

しかし、もう一度言います。
これは才能の問題ではありません

 

例えるなら、日本語の「ありがとう」が、英語では「Thank you」、スペイン語では「Gracias」と形を変えるのと同じ。表現方法(コード名)が違うだけで、その裏側にある曲の「設計図」は何も変わらないのです。

 

音楽も全く同じ。コードネームという表面的な表現に惑わされず、この「設計図」を読み解く視点さえ持てれば、音楽は驚くほどシンプルで、あなたの手に馴染むものになります。

 

 

「Ratanotes(ラタノーツ)」は音楽の設計図が直感的に分かる楽譜です

 

 

今回の題材となる「どんなときも。」の楽曲を見てみましょう。
下の画像にある楽譜が、ラタトーン専用楽譜「Ratanotes(ラタノーツ)」の弾き語り楽譜です。

 

 

 

 

皆さんが、これまで目にしたことがある楽譜とは全く異なるので、最初は少し面食らうと思います。しかし、この「Ratanotes」は、従来の楽譜が抱える複雑さを解消し、誰もが音楽の構造を直感的に理解できるように設計しました。

 

 

その最大の特徴は、コードを「度数(ディグリー)」で表記すること。

 

 

キー(調)の出発点となる音を「I(いちど)」と決め、
そこからの順番(に・さん・し・・・)を数字で表したものが度数です。
例えば、Cメジャーキーなら
「ドレミファソラシ」が「I, II, III, IV, V, VI, VII」に対応します。

 

 

度数(ディグリー)のメリット:コードの流れが直観的

 

 

キーが変わっても、コード進行の表記は同じ!

 

かつてあなたを悩ませた「C→G→Am→F」問題。
Cのキーでは「C→G→Am→F」なのに、
Gのキーになると「G→D→Em→C」になる。

 

混乱!

 

 

 

 

この問題も度数表記なら解決できます。

 

先ほどのコード進行は、Cのキーだと「I→V→VI→IV」となります。
度数の場合、Gのキーになっても全く同じ「I→V→VI→IV」と表現します。
つまり、曲の「設計図」そのものを理解することで、キーが変わっても混乱しないのです。

 

 

 

コード進行の「感情」がわかる!

 

度数には、それぞれ固有の「役割」や「響き」があります。

 

  • I(いち)度:安定、安心感(音楽用語でトニックと呼ばれます)
  • IV(よん)度:少しだけ切ない、場面転換(音楽用語でサブドミナントと呼ばれます)
  • V(ご)度:緊張感、ドキドキ、I度に戻りたくなる強いエネルギー(音楽用語でドミナントと呼ばれます)

 

Ratanotesは、こうしたコード進行が持つ感情の移り変わりを、理屈ではなく「感覚」として捉える手助けをします。これが、あなたの「耳」を育て、耳コピ能力を飛躍的に向上させます。

 

あなたの楽器にすぐ応用できる!

 

度数は、音楽の共通言語。ギター、ピアノ、ウクレレ…どんな楽器にも応用できます。Ratanotesには、各度数に対応するコード名も併記しています。なので、度数で音楽の構造を理解した後は、あなたの歌声のキーに合わせたコードさえ覚えるだけで、すぐに自分の楽器で演奏を再開できるのです。

 

 

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 誤解されがちな相対音感。でもそれは、音楽を深く楽しむ力でもあります。詳しくはこちら。

 

 

実践!『どんなときも。』をRatanotesで弾いてみよう

 

 

お待たせしました。
それでは早速、『どんなときも。』をRatanotesで解読し、実際に演奏してみましょう。まずは、ラストのシーンのコード進行から始めてみましょう。

 

【ステップ1:響きの移り変わりを感じる】

 

まずは、楽曲ラストのシーンのコード進行を見てみましょう。

 

 

 

 

<ラストのシーンのコード進行>

 

(IV)どんなときも(IIIm)どんなときも

迷(IIm)い探し(III)続け(VIm)る日々が

(IV)答(V)えにな(IIIm)るこ(VIm)と

僕(IIm)は知ってるか(I)ら

 

 

 

YouTubeなどで楽曲ラストのコード進行を聴きながら、この

IV→IIIm→IIm→III→VIm→IV→V→IIIm→VIm→IIm→I

という響きの流れを耳で聴いて追ってみましょう。

 

途中、どこか寂しさを感じるような響きが流れますが、最後のフレーズ「知ってるから」では、どこか希望を感じたような爽やかで落ち着いた響きに聴こえると思います。

まずは、音楽の中に響く感情の流れ(ドラマ)を感じてみましょう。

 

 


【ステップ2:コードの構成を眺めてみる】

 

次に、楽譜のAメロとBメロ部分をゆっくり眺めてみましょう。
何か気づくことはありませんか?

 

 

 

 

よーく見ると、AメロとBメロのコードの流れがほぼ同じであることに気づいたでしょうか。
(コードは色分けされているので、色を見るとわかりやすいかもしれません)

このように、J-POPなどの楽曲だけに限らず、音楽には同じコード進行が何度も繰り返されている場面が多くあります。

 

勘の良い方は気づいたと思います。


そうなんです。
楽曲全てのコード進行を覚えなくても、Aメロとサビさえコード進行を覚えれば、楽曲を演奏できるようになるということになります。

 

【ステップ3:コードを演奏してみる】

 

ラタトーンをお持ちの方は、ラタトーンで楽譜をタッチして奏でてみましょう。
お手持ちの楽器で試したい方は楽器で実際に音を出してみましょう。
楽器がない方は、スマートフォンのアプリを使っても大丈夫です。

 

 

 

 

和音を簡単に鳴らせるアプリ、あります。(iPhone限定ですが、めちゃくちゃ使いやすい!)

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ぜひ!iPhoneのAppStoreで「和音博士」と検索して探してみてください!

 

 

ラタトーンとラタノーツをお持ちの方は、まずは歌詞や歌詞の上にあるコードをタッチして、響きの移り変わりを感じましょう。一緒に歌詞を歌っても大丈夫です。その時は、なるべく「響きの移り変わり」を意識して聴きながら歌うようにしてください。

 

歌詞に沿って演奏ができた後は、もう少しステップアップしてみましょう。
今度は、楽譜の下にあるコードの集まり(ここでは便宜的にコードブロックと呼びます)だけを使って演奏します。

 

歌詞上のコードを見ながら、コードブロックを順序よくタッチしていきます。

 

すると、あることに気づきませんか?
実は、楽曲の中で使われているコードは、その多くがコードブロック上段の6つのコードだけであり、たまに下段の5つのコードが登場することが分かると思います。

 

実は、多くの楽曲は、この上段の6つのコード「I, IIm, IIIm, IV, V, VIm」を知るだけで演奏できてしまうのです(下段はスパイス的に使用することで楽曲をよりエモクする効果があります)。

 

 

【ステップ4:あなたの楽器でコードを鳴らしてみる】

 

楽曲の構成がざっくりと理解できたら、最後は自分の楽器で演奏してみてください。
ここでは、最もシンプルな「キー=C」で考えてみます。

 

 

 

  • I = C
  • IIm = Dm
  • III = E
  • IIIm = Em
  • IV = F
  • V = G
  • VIm = Am

 

 

この対応表を見ながら、冒頭の歌詞に合わせてゆっくりコードを弾いてみてください。

 

 

ぼ(C)くの(Em)背中は(Am)自分(G)が

 

(F)もう(C)よりしょ(Dm)うじきか(G)い?

 

(Em)誰か(Am)に聞(Em)かな(Am)きゃ

 

(Dm)安になってしま(G)うよ

 

 

それっぽく演奏できたのではないでしょうか!

 

このように、度数によって音楽の構造さえ理解すれば、あとは少しの応用だけで、どんな楽曲でも演奏できるようになります。特に、「キーC」は最もシンプルで初心者にも優しいコードなので、「キーC」でコードの押さえ方や指の動かし方を記憶するだけで、どんな楽曲でも演奏できてしまいます。

 

 

今回ご紹介した「どんなときも。」の楽曲は、Ratatone公式サイトからお買い求めいただけます。

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「1曲弾ける」が「無限に楽しめる」に変わる瞬間

 

 

Ratanotesと度数表記で『どんなときも。』が弾けるようになったあなたにとって、得られたものは単に「レパートリーが1曲増えた」ということだけではありません

音楽には共通の設計図がある
設計図を理解することが演奏を上達させる近道である。
ということを本質から理解したのです。

 

また、自分好みの音楽を聴いたり、演奏したりするうちに、あなたの耳がコード進行のパターンを覚えることにつながるでしょう。すると、ラジオから流れる曲を聴いたときに、「あ、今の進行、知ってる!」と、自然に楽曲分析をしている自分に気づくはずです。

これこそが、耳コピ能力の正体であり、大人の知的な探求心を満たす、楽しい時間なのです。

 

楽譜がなくても、好きな曲を耳で聴き、その構造を推測し、自分の楽器で奏でてみる。そんな、真に自由な音楽との付き合い方が、もうあなたの手の届くところにあります。

 

 

さあ、あなただけの音楽を、もう一度その手に。

 

 

かつて楽器に挫折した経験は、決して無駄ではありませんでした。それは、「従来の学び方が自分に合わなかっただけ」ということを知るための、貴重な遠回りだったのです。

槇原敬之さんは歌います。「僕が僕らしくあるために」。

音楽の楽しみ方は、人の数だけあっていい。完璧な演奏を目指すだけが、音楽のすべてではありません。

 

Ratanotesという新しい地図を手に、コード進行の「感情」を感じ、好きな曲の「設計図」を読み解いていく。そんな、知的好奇心を満たす大人の冒険を、もう一度始めてみませんか?

 

部屋の隅で眠っていた楽器の、弦を張り替えてみてください。ピアノの蓋を、そっと開けてみてください。

 

そして、まずは「I」のコードを一つ、ゆっくりと鳴らしてみる。

 

そこから、あなたの新しい音楽の物語が始まります。『どんなときも。』のメロディーを口ずさみながら、今日この瞬間から、音楽をあなただけのかけがえのない趣味にしていきましょう。

 

 

大人の今こそ「相対音感」を鍛えませんか?

 

 

音感には、才能のイメージが強い「絶対音感」の他に、誰でも後天的に伸ばせる「相対音感」があります。これは、音と音との「関係性」や「距離感」を把握する能力のこと。

この相対音感こそ、耳コピ(聴いた音楽を楽器で再現すること)や、アドリブ、作曲といった、音楽のクリエイティブな楽しみへの扉を開く、本質的なスキルなのです。

「今さら音感なんて…」と思う必要はありません。むしろ、様々な音楽を聴いてきた大人の耳だからこそ、トレーニングの効果を実感しやすいのです。この「相対音感」を意識することが、あなたの音楽再挑戦を成功させる大きな鍵となります。

 

大人になった今だからこそ、もう一度音楽の楽しさに一緒に触れてみましょう。

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