こんにちは!Ratatone担当の西村です。
お盆も過ぎ、夏休みも残り少なくなってきましたね。 海やプール、帰省や旅行など、今年の夏の思い出が増えたご家庭も多いのではないでしょうか。
夏休み後半から新学期が始まるまでの少しゆっくりした時間に、 今年の夏を「音」で振り返ってみるのもおすすめです。
海へ遊びに行ったときには、波の音、風の音、鳥の声、水をかき分ける音など、 普段とは少し違う音に出会います。
そんな夏の体験を、そのまま親子の「音あそび」につなげてみるのはいかがでしょうか。
今回取り上げるのは、夏の童謡として長く親しまれている「海」です。
Ratatone®と専用楽譜Ratanotes®「季節の歌:海」を使いながら、
聴く → 思い出す → 声にする → 拍を感じる → 目で追う → 鳴らしてみる
という流れで、4〜5歳ごろのお子さんと自宅で気軽に楽しめる音あそびをご紹介します。
音感というと、「生まれつき音楽の才能がある子が持っているもの」というイメージを 持たれることもあります。 ですが、音の違いに気づいたり、リズムや拍を感じたり、 聴いた音をまねしたりする力は、毎日の音あそびの中でも少しずつ育てていくことができます。
最初から音程を正確に当てたり、1曲をきれいに演奏したりする必要はありません。
「あのとき、どんな音が聞こえたかな?」
そんな会話から始めてみましょう。
はじめてRatatoneを知った方は、まず 2歳・3歳・4歳から自宅で子どもの音感を育てる遊びに使えるデジタル楽器「Ratatone®(ラタトーン)」 をご覧いただくと、今回ご紹介する遊び方もイメージしやすくなります。
夏の思い出には、いろいろな「音」がある
海に行ったときのことを思い出してみると、意外とたくさんの音があります。
- 波が寄せては返す音
- 水をバシャバシャとかき分ける音
- 砂浜を歩く音
- 鳥の声
- 風の音
- 遠くから聞こえてくる人の声
まずは、お子さんにこんなふうに聞いてみてください。
「海って、どんな音がした?」
「波の音って、大きかった?小さかった?」
「ずっと同じ音だったかな?」
「どの音が一番印象に残っている?」
正解を当てる必要はありません。
「ザーッて聞こえた」
「バシャバシャしてた」
「すごく大きな音だった!」
そんな答えで十分です。
普段はなんとなく聞き流している音でも、 「どんな音だった?」と意識するだけで、耳の使い方は少し変わります。
大きい・小さい、高い・低い、長い・短い、同じ・違う。
こうした違いに気づくことが、音をよく聴く力の土台になります。
Ratatoneの過去記事では、子どもの音感の育て方や、 絶対音感・相対音感・調性音感の違いについてもう少し詳しくご紹介しています。 「音感ってそもそも何?」「自宅ではどんなことができる?」と気になった方は、 ぜひこちらの記事もあわせてご覧ください。
童謡「海」で、夏の体験を音楽につなげてみよう
今回使う「海」は、林柳波作詞、井上武士作曲の童謡です。
ゆったりとしたメロディで、海の広がりを感じられる夏らしい一曲です。
実際に海へ行ったお子さんなら、曲を聴いたり歌ったりしながら、
「海、大きかったね」
「波が来たね」
と、自分の体験を思い出すかもしれません。
今年は海へ行っていなくても大丈夫です。
写真や映像を見ながら、
「海ってどんなところかな?」
「波ってどんなふうに動くかな?」
と想像するところから始められます。
曲だけを切り離して練習するのではなく、 自分が見たもの・聞いたもの・感じたものと音楽を結びつけてみましょう。
「この曲、知っている」だけではなく、 「この曲を聴くと夏の海を思い出す」と感じられると、音楽とのつながりも深まります。
今回使うのはRatanotes「季節の歌:海」
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Ratatone本体
画像をクリックすると、Ratatone本体の商品詳細をご覧いただけます。
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Ratanotes「季節の歌:海」
画像をクリックすると、Ratanotes「季節の歌:海」の商品詳細をご覧いただけます。
今回使用するのは、Ratatone®(ラタトーン)で演奏するための専用楽譜 Ratanotes®(ラタノーツ)「季節の歌:海」です。
Ratanotesでは、歌詞が紙面上に視覚的に配置されており、 Ratatone本体で対応する場所をタッチすることで音を鳴らせます。
五線譜の音符をひとつずつ読んでいくのとは違い、 歌詞を目で追いながら演奏できるのが特徴です。
「う・み・は……」
と歌いながら紙面を見ると、 「次にどこをタッチするのか」が目で確認しやすくなっています。
「次はいつ鳴らす?」を意識しやすい紙面
「海」のRatanotesを見ると、歌詞が一直線に詰め込まれているのではなく、 曲の流れに合わせて紙面上に配置されています。
そのため、ただ順番に文字を追うだけではなく、
「ここは少し待つ?」
「歌と一緒に鳴らすには、どのタイミングかな?」
と、音を鳴らすタイミングにも自然と意識を向けることができます。
紙面上の間隔が、そのまま厳密な拍数や音符の長さを表しているわけではありません。 ですが、歌を知っているお子さんが歌詞と紙面を一緒に追うことで、 曲の流れやタイミングを視覚的につかむ手がかりになります。
歌う・見る・タッチするを一緒にできる
Ratanotes「海」の面白いところは、 耳だけでなく、目や手も一緒に使えるところです。
・歌を聴く、歌う
・歌詞とタッチ位置を見る
・タイミングを考える
・自分の手でタッチして音を鳴らす
たとえば「うみは」と歌いながら、その歌詞を指で追ってみます。
次に、歌と同じタイミングでRatatoneをタッチします。
すると、
耳で聴いていた曲の流れ
目で見ている歌詞
手を動かすタイミング
が少しずつつながっていきます。
楽譜を読むことにまだ慣れていない4〜5歳ごろのお子さんでも、 見た目と歌を手がかりにして、拍やリズムを感じながら遊びやすいのが Ratanotesならではのポイントです。
4〜5歳と楽しむ「海」の音あそび4ステップ
ここからは、「海」を使って親子で楽しめる遊びをご紹介します。
全部を一度にやる必要はありません。 その日の気分やお子さんの興味に合わせて、ひとつだけでも十分です。
ステップ1:まずは「海の音」を声でまねしてみる
いきなり曲を演奏する前に、海で聞こえそうな音を声にしてみます。
たとえば、
「波ってどんな音?」
と聞いて、お子さんが思った音を自由に表現してもらいます。
「ザーッ」
「シャーッ」
「バシャーン」
同じ波でも、感じ方は人それぞれです。
親子で違う音になったら、
「同じ波なのに違うね!」
と比べてみるのも面白い遊びになります。
「正しい波の音」を答えることではなく、 思い出した音を自分なりに表現してみることです。
音を思い出そうとすることで、自然と耳を使うきっかけになります。
ステップ2:歌いながら、拍を感じてみよう
次は、「海」を一緒に歌ってみます。
ここでは音程を正確に歌うことよりも、 曲が一定の流れで進んでいく感覚を楽しんでみましょう。
親子で手をたたきながら歌ってみるのもおすすめです。
曲に合わせて、
「トン、トン、トン……」
と手拍子をしてみます。
最初は歌と手拍子が少しずれても問題ありません。
「歌と一緒に手をたたこう」とすると、
「次はいつ?」
「今かな?」
と、自然にタイミングへ意識が向きます。
拍を正確に数えさせることよりも、 歌に合わせて手や体を動かし、 「音楽には流れがある」と感じる経験を楽しんでみてください。
ステップ3:Ratanotesを指で追いながら歌ってみる
次は、Ratanotes「海」を見ながら歌います。
まずはRatatone本体を使わず、 紙面上の歌詞を指で追ってみましょう。
- 「海」をゆっくり歌う
- 歌詞に合わせて紙面を指で追う
- 「次はどこ?」と次の位置を探す
- 歌うタイミングと指の動きを合わせてみる
最初は指が先に進んだり、少し遅れたりしても大丈夫です。
何度か繰り返すうちに、
「ここで次に進むんだ」
「ここは少し待つんだ」
という感覚が出てきます。
歌詞を見ながら指を動かすことで、 音楽の流れを視覚と体の動きでも確認できるのがポイントです。
ステップ4:歌とタイミングを合わせてRatatoneを鳴らしてみる
指で追えるようになったら、今度はRatatoneを使います。
Ratanotesの歌詞を目で追いながら「海」を歌い、 歌に合わせてタッチしてみましょう。
最初から1曲全部を演奏する必要はありません。
冒頭の短いフレーズだけでも十分です。
- 短いフレーズを一度歌う
- 歌詞の位置を確認する
- もう一度歌いながらタッチする
- 歌と鳴った音が合っていたか聴いてみる
慣れてくると、
「次はここ」
「今はまだ待つ」
「ここで鳴らす」
と、自分でタイミングを考えながら演奏できるようになってきます。
歌詞・視覚・手の動き・実際に鳴る音を結びつけながら遊ぶことで、 ただ音を鳴らすだけではなく、拍や曲の流れを意識するきっかけを作れます。
Ratatoneってどうやって演奏するの?実際の動画で見てみよう
「紙の楽譜をタッチして演奏するって、どんな感じ?」
という方は、こちらの動画をご覧ください。
実際にRatatoneを操作している様子を見ると、 Ratanotesをどのようにタッチして音を鳴らすのかが分かりやすいと思います。
難しい操作を覚えてから始めるのではなく、 まずは気になる場所をタッチして「音が鳴った!」を楽しむところから始められます。
今回の「海」でも、最初は自由に音を鳴らし、 慣れてきたら少しずつ歌とタッチのタイミングを合わせてみてください。
夏休みの宿題・課題・自由研究にも「音」をテーマにしてみよう
今回ご紹介した「海」の音あそびは、 親子で楽しむだけでなく、少し内容を広げれば 夏休みの宿題や課題、自由研究のテーマにもつなげることができます。
たとえば小学生のお子さんなら、
- 海ではどんな音が聞こえるのか調べる
- 波・風・鳥など、聞こえた音を言葉で書き出す
- 音の大きさや高さ、長さの違いを比べる
- 童謡「海」を歌ったときに感じたリズムや拍を書いてみる
- Ratanotesを見ながら、歌とタッチするタイミングの関係を観察する
といった形でまとめてみるのもおすすめです。
さらに、「海ではどんな音が聞こえるかな?」と考えながら、 波や風、鳥の声などを自分なりの言葉で表現したり、 童謡「海」と実際の海の音を比べたりしてみるのも面白いでしょう。
Ratatoneは、音を奏で、聴き、想像しながら、 自分で音楽を組み立てる創造力を育むことを目指して開発されたデジタル楽器です。 夏休みの自由研究でも、答えを調べるだけではなく、 「自分で音を聴いて、考えて、試してみる」という体験につなげることができます。
1. テーマ:「海にはどんな音がある?」
2. 聞こえた音・想像した音を書き出す
3. 大きい/小さい、高い/低いなどに分ける
4. 童謡「海」を歌ったりRatatoneで演奏したりする
5. 実際の海の音と音楽の「海」を比べて、感じたことを書く
夏休みの宿題や自由研究というと、 何をテーマにするか迷ってしまうこともあります。 そんなときは、身近な「音」をテーマにすると、 普段とは少し違った視点から夏の思い出を振り返ることができます。
幼児の音感は「正しく演奏すること」だけで育つものではありません
4〜5歳ごろになると、
- 「こっちの方が高い」
- 「さっきと違う」
- 「この音が好き」
- 「もう一回やりたい」
など、音について自分が感じたことを言葉にできる場面も増えてきます。
だからこそ、幼児の音感を育てるときも、
「最後まで間違えずに演奏できたか」
だけをゴールにする必要はありません。
「今の音どうだった?」
「次はいつ鳴らすと思う?」
「さっきと同じだった?」
「もう一回やってみる?」
と問いかけながら、音について親子で話す時間を作ってみてください。
・歌に合わせて手をたたけた
・タッチするタイミングを待てた
・音の高さや響きの違いに気づいた
・歌とタッチするタイミングを意識できた
・自分からもう一度鳴らしてみた
こうしたひとつひとつの経験が、 音に耳を向け、音楽を楽しむ力につながっていきます。
音感は、あるか・ないかだけで決まるものではありません。
毎日の生活の中で音を聴き、まねし、違いに気づく経験を重ねていくことも、 子どもの耳を育てる大切な時間になります。
忙しい日は「1分だけ」の音あそびでもOK
毎日まとまった時間を取る必要はありません。
夏休みとはいえ、外出や帰省、新学期の準備などで忙しい日もありますよね。
- 20秒:海で聞こえそうな音を声でまねする
- 20秒:「海」を歌いながら手拍子する
- 20秒:Ratanotesを見ながら短いフレーズをタッチする
今日は手拍子だけ。
明日はRatanotesを1フレーズだけ。
それくらいでも十分です。
一度に難しいことをするより、 音を聴く・気づく・まねする・鳴らすという経験を、 無理なく繰り返していきましょう。
まとめ|夏の童謡「海」で、親子の音あそびを楽しもう
今回は、夏の童謡「海」を使って、 4〜5歳ごろのお子さんと自宅で楽しめる音あそびをご紹介しました。
ポイントは、最初から上手に演奏することではありません。
- 海で聞こえる音を思い出す
- 聞こえた音を声でまねする
- 歌いながら拍を感じる
- Ratanotesの歌詞を目で追う
- タイミングを考えながらRatatoneを鳴らす
- 海の音と音楽を比べて、自分なりに感じたことを言葉にする
こうした遊びを少し発展させれば、 小学生のお子さんなら夏休みの宿題・課題・自由研究として、 聞こえた音や感じたことをまとめてみることもできます。
「海」というひとつの曲でも、
聴く・歌う・見る・考える・手を動かす・鳴らす
と、いろいろな方法で音楽に触れることができます。
特にRatanotesでは、歌詞を視覚的に追いながら実際にタッチして音を鳴らせるため、 歌と手の動き、そして音を鳴らすタイミングを結びつけながら楽しめます。
夏休みもあと少し。
新学期を迎える前の少しゆっくりした時間に、
「今年の夏、どんな音があったかな?」
と親子で振り返りながら、童謡「海」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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