クリスマスが近づくと、街のあちこちから聞こえてくる「サンタが街にやってくる」。
明るく弾むようなメロディを聞くと、思わず体が動き出しそうになりますよね。
でも、この曲の楽しさは、メロディを知っていることだけではありません。
実は、同じ音を繰り返すだけでも、音を鳴らすタイミングや長さによって、ワクワクする音楽が生まれるのです。
今回は、クリスマスの定番曲「サンタが街にやってくる」を題材に、親子で楽しめる音楽ワークショップをご紹介します。
楽譜が読めなくても大丈夫。まずは手拍子から、クリスマスの音楽に隠れた面白さを見つけてみましょう。
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「サンタが街にやってくる」は、どんな曲?
「サンタが街にやってくる」は、世界中で親しまれているクリスマスソングです。
原曲のタイトルは Santa Claus Is Comin' to Town。ジョン・フレデリック・クーツが作曲した楽曲で、サンタクロースがやってくる期待感を、軽快なメロディで表現しています。
日本でもクリスマスの定番として親しまれ、子どもから大人まで一緒に口ずさめる曲のひとつです。

この曲を演奏するときに注目したいのが、音の高さだけでなく、リズムにも楽しさの秘密があるということ。
その秘密を、ラタノーツの楽譜から探してみましょう。
音楽のひみつ① 同じ音なのに、どうして楽しく聞こえるの?
まず、ラタノーツ「サンタが街にやってくる」のメロディに注目してください。

冒頭には、「ソ」の音が何度も登場します。
ここで、ちょっと考えてみましょう。
同じ「ソ」の音を繰り返しているのに、どうして単調な音の連続ではなく、楽しいメロディに聞こえるのでしょうか?
その秘密のひとつが、リズムです。
音楽には、音の高さとは別に「いつ鳴らすか」「どのくらい長く鳴らすか」という要素があります。
例えば、同じ音でも、
「タン・タン・タン・タン」
と一定の間隔で鳴らす場合と、
「タン・タタ・ターン」
と長さや間隔を変えて鳴らす場合では、聞こえる印象が変わります。
これは、音の高さを変えなくても、リズムだけで音楽に表情をつけられるということ。
「サンタが街にやってくる」は、その違いを親子で楽しむのにぴったりの曲です。
親子で試してみよう:同じ音だけでリズム遊び
最初は楽器を使わず、手拍子で試してみましょう。
- 親が「タン、タン、タン、タン」と、同じ間隔で4回手をたたきます。
- 次に子どもが同じリズムでまねっこします。
- 次に、大人が「タン・タタ・ターン」など、自由なリズムを手拍子で作ります。
- 子どもはそのリズムをまねしてみましょう。
- 慣れたら役割を交代。今度は子どもがリズムを考えます。
ここで大切なのは、正確にまねできるかどうかではありません。
「今のリズム、走っているみたい!」「こっちはゆっくり歩いているみたいだね」
そんな会話が生まれたら、それも立派な音楽体験です。
同じ音や手拍子でも、リズムが変わると感じ方が変わる。
この発見が、メロディを楽しむ第一歩になります。
音楽のひみつ② 短い音と長い音で、メロディの表情が変わる
次は、音の「長さ」に注目してみましょう。
ラタノーツの楽譜には、短く区切られた音と、横に長く伸びた音が登場します。

例えば、同じ音を短く区切って鳴らすと、軽快で弾むような印象に。
一方、音を長く伸ばすと、ゆったりとした印象や、フレーズの終わりを感じさせる効果が生まれます。
「サンタが街にやってくる」の楽譜でも、細かく音が並ぶ部分と、ひとつの音が長く続く部分を見比べることができます。
親子で試してみよう:音の長さを変えてみる
今度は声を使って遊びます。
まずは「ソー」という声を、短く3回。
「ソッ・ソッ・ソッ」
次に、同じ声を長く伸ばします。
「ソーーー」
どちらも同じ声なのに、印象が違いませんか?
今度は、短い音と長い音を自由に組み合わせてみましょう。
「ソッ・ソッ・ソーーー」
子どもに「どんな動きをしているように聞こえる?」と尋ねてみるのもおすすめです。
短い音は小さく跳ねる動き、長い音は大きく滑る動きのように感じるかもしれません。
答えはひとつではありません。聞こえた音を、自分なりのイメージと結びつけてみましょう。

音楽のひみつ③ メロディに伴奏が加わると、何が変わる?
ここまでは、メロディのリズムに注目してきました。
次は、もうひとつの音楽の楽しさを発見してみましょう。
それが、メロディと伴奏を重ねることです。
ラタノーツ「サンタが街にやってくる」の楽譜には、上段のメロディに加えて、下段に伴奏のための和音が示されています。

メロディは、歌のように音が移り変わる部分。
一方、伴奏は、メロディを支えながら音楽全体の響きをつくる役割を持っています。
例えば、誰かがメロディを歌っているところに、別の人が伴奏を加えると、音楽に厚みが生まれます。
ひとりで演奏していた曲が、ふたりで演奏することで、少し違った表情に変わるのです。
親子で試してみよう:メロディ役と伴奏役
ラタトーンと「サンタが街にやってくる」のラタノーツを使えば、親子で合奏に挑戦できます。
最初から曲全体を演奏する必要はありません。
まずは、短いフレーズをひとつ選んでみましょう。
一人がメロディを担当し、もう一人が伴奏を担当します。
はじめは、メロディ役だけで演奏。
次に、伴奏役が加わってみます。
すると、どうでしょう?
「さっきよりにぎやかになった!」「クリスマスらしい感じがする!」
そんな違いを感じられるかもしれません。
伴奏がメロディとぴったり合うと、ふたりでひとつの音楽をつくっている感覚も味わえます。
タイミングが合わなくても、気にする必要はありません。
「どこで一緒に鳴らすと気持ちいいかな?」と相談しながら、音を合わせる過程そのものを楽しんでみましょう。
親子で手拍子を楽しんだら、今度は一緒に音を鳴らしてみませんか。Ratatone®なら、好きな音色を選びながら「サンタが街にやってくる」の演奏や合奏を楽しめます。クリスマスに、お子様と音楽に触れる時間を贈りたい方にも。
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おうちで開催!クリスマス音楽ワークショップ
ここまでの発見を使って、親子で小さな音楽ワークショップを開いてみましょう。
【目標】
「サンタが街にやってくる」のリズムを感じながら、メロディと伴奏を合わせる楽しさを体験すること。
【準備するもの】
- ラタトーン本体
- ラタノーツ「サンタが街にやってくる」
- 親子で音楽を楽しむ気持ち

※ふたりで合奏する場合は、それぞれが演奏できるように準備しましょう。公式ストアでは、合奏時は一人につき1枚のシートを使うことが推奨されています。
STEP 1:手拍子でリズムを感じよう
まずは曲を口ずさみながら、手拍子をしてみます。
メロディに合わせて手をたたいたり、一定のテンポで手をたたいたりして、違いを楽しみましょう。
うまくできなくても大丈夫。体を揺らしたり、足踏みをしたりするだけでも構いません。

STEP 2:メロディを少しずつ演奏しよう
次は、ラタノーツを使ってメロディに挑戦します。
最初は冒頭の短いフレーズだけで十分です。
楽譜に並んだ音を確かめながら、ひとつずつ鳴らしてみましょう。
慣れてきたら、音を鳴らすタイミングにも意識を向けます。
「正しい音を鳴らす」から「リズムに乗って鳴らす」へ。
少しずつ楽しみ方を広げていきましょう。

STEP 3:伴奏を加えてみよう
メロディに慣れたら、もう一人が伴奏を担当します。
最初はゆっくりとしたテンポで、ふたりのタイミングを合わせてみましょう。
難しいときは、曲全体を通さず、ひとつのフレーズだけ繰り返しても構いません。
「せーの!」と声をかけ合うのも、立派な合奏の工夫です。

STEP 4:音色を変えてみよう
最後は、音色を変えて楽しんでみましょう。
ラタノーツには、音色を選ぶための表示があります。

同じメロディでも、使う音色によって雰囲気が変わります。
「どの音色がサンタさんに似合うかな?」
「クリスマスの夜に聞こえてきそうなのはどれ?」
親子で好きな音色を選んで、自分たちだけの「サンタが街にやってくる」を演奏してみてください。
演奏したあとに、親子で話してみよう
音楽ワークショップが終わったら、ぜひ感想を話してみてください。
「どのリズムがいちばん楽しかった?」
「短い音と長い音、どちらが好き?」
「ひとりで演奏したときと、ふたりで演奏したとき、何が違った?」
こうした問いかけには、決まった正解はありません。
自分が感じたことを言葉にすることで、音楽をただ聞くだけでなく、自分で発見して楽しむ体験へとつながります。
今年のクリスマスは、親子で音楽をつくってみませんか?
「サンタが街にやってくる」は、聞いているだけでも楽しいクリスマスソングです。
でも、音の繰り返しや長さに注目すると、いつも聞いているメロディの中にも、新しい発見が見つかります。
そして、メロディと伴奏を合わせれば、ひとりでは味わえない合奏の楽しさも生まれます。
大切なのは、最初から上手に演奏することではありません。
リズムをまねしてみる。音の長さを変えてみる。親子でタイミングを合わせてみる。
そんな小さな体験を重ねながら、音楽の面白さを見つけていきましょう。
今年のクリスマスは、いつものクリスマスソングを「聞く」だけでなく、親子で「つくる」時間にしてみませんか?
今回使用した楽譜: ラタノーツ「サンタが街にやってくる(A3)」
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